うさとの服

うさとの服とは

 

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布づくり

タイ・チェンマイを拠点に、タイ東北部、北タイ、ラオスの農村の女性たちを中心に作られており綿、麻、絹の農家から仕入れた素材を手で紡ぎ、植物等の自然素材で染め、手で織られています。

(アイテムにより一部機械織りもあります)

色の合わせ方や柄などもそこでデザインされています。

織られた布は、チェンマイの「USAATO SIAM」で、デザイナーさとううさぶろうによってデザインされ、縫製に出されます。 縫製はチェンマイ近郊で行っていますが、地域や個人の縫製グループが受け持ち、一人が1着すべてを完成させています。

 

そこにはノルマや完成期限などなく、村の人々の生業に支障なく自由な関わりができています。

働いた賃金はすべて公開され、搾取などももちろんありません。

 

一般的な、アパレルメーカーの工程のように、その企業のやり方に従い、そこの管理の元に人々が指示された通りに働くという構造とは全く違います。

 

うさとの服は、村の人々の暮らしがあり、村の人々が作った布があり、そこから服を作るという工程から成り立っています。

 

素材の栽培から、各国での展示会での販売まで携わる人々すべてが、喜びとともに携わってお届けしている服です。

 

自然と自分が調和するうさとの服の心地よさをぜひ感じてみてください。

    

 

 

 

うさとの服の誕生

ベルギーでオートクチュールデザイナーをしていたさとううさぶろうが、ある日「このままでは地球はもたない」という声を聴いて、「もたせる地球」のために力を発揮しようと、それまでの仕事のすべてを手放して、世界中のエネルギーの高い布を探し歩きました。

見つけたのは、タイやラオスの村人が糸を紡ぎ、草木などで染めて手で織る、すべて手作業の伝統的な手法でつくられた布でした。その布は、エネルギーを高める宇宙的発想のもとに、循環とつながりをイメージしてデザインされています。僅かな数字の違いで流れが変わるのでミリ単位で寸法を決めています。

 

服の特徴

ー自然との調和
人、自然、宇宙、未来がつながるようにエネルギーを高める。エネルギーを高めていい形に調えるには、自然に反したものを入れないこと。留め具には、プラスチックや金属の代わりに、木や貝や布を使い、極力自然との調和を崩さないよう、そしてすべてが土に還れるようにと考えてつくられています。

 

ーアイテム

レディス、メンズ、ユニセックスのホームウェア、インナー、小物。

 

ー染め

マンゴー、黒檀、紫檀、貝殻虫、ベニノキ、カリン、タキアン、クラボックなど、森の息吹が熟成して美しい色になり、服として新たなエネルギーを蓄えています。

 

さとううさぶろう

1948年北海道生まれ。「うさとの服」デザイナー。企業デザイナーを経験した後、ベルギーのブリュッセルでオートクチュールの創作に携わる。

1994年から、エネルギーの高い布を求めて世界各地を旅する。1996年、タイのチェンマイに拠点を移し、「いのちの服づくり」に着手。手つむぎ、手織り、天然染めの布に”宇宙の法則”をデザインし、自然をまとうような心地よい服を誕生させる。チェンマイと京都に在住。

著書『あいをよる おもいをつむぐ』他

2019年7月『あいをよる おもいをつむぐ』の改訂版が刊行されました。

展示会で購入できます。

  

1500円+税

 

MOON&EARTHでの展示会

うさとという「衣」がもたらしてくれるものは、自然の恵みからいただく心地よさ。ファッションを超えた、本来の自分とのつながり。そんなことを感じるうさとをお伝えしたく、2018年秋からMOON & EARTH がコーディネイトする展示会の開催がスタートしました。

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